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幻の焼酎

本日は芋焼酎2銘柄を紹介いたします。

1品目は「黒霧島」です。

霧島酒造の創業者である江夏吉助によって大正5年に初蔵出しされた焼酎、それは「黒麹」仕込みでした。

黒麹は焼酎のルーツといわれる泡盛に使用するまさに焼酎麹の原点です。

黒麹が九州に伝わったとされているのが明治の終わりごろ。

大正5年に黒麹を使って焼酎を造った吉助はかなり先進的だったと言えるでしょう。

吉助が残した記録を頼りに、現代の最新鋭の設備で古の「黒麹」を再現しました。

さらに独自の発行技術「三段仕込」で醸造された「黒霧島」。

焼酎の原点でもあるその味はとろりとした甘味のなかにほのかな苦味の余韻が残る濃厚な味わいです。

80年前の味をそのままに現代によみがえった黒麹仕込みの黒霧島、ぜひ一度お試しください。

2品目は「不阿羅王(ファラオ)」です。

エジプトの王の名前がついたユニークなお酒です。

4500年前のエジプトやメソポタミアで焼酎が生まれました。

そして、エジプトの王ファラオに、焼酎の王になるよう願いをこめて造られたのがこの不阿羅王です。

発売当時の魔王を髣髴とさせるフルーティーな香りと凝縮されたまろやかな味のハーモニーが絶妙な逸品です。

フルーティーさの中に芋の旨みをしっかり感じることができます。

現在は2年甕貯蔵の減圧蒸留に常圧蒸留をブレンドしたものとなっています。

4年ものに比べると少し若い感じがしますが、血統は十分に受け継がれています。

焼酎ブームでなかなか手に入らない2銘柄。

店頭で見かけたらぜひ飲んでみてくださいね。

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